そんな自慢の嫁なのに、些細なきっかけで優子が他の男に抱かれるのを見たいと思ってしまった。そして僕は、親友の河村に協力してもらうことにした。
彼に頼んだのは、気心の知れた親友だからという理由だけではなく、優子の初恋の相手が河村だからだ。そんな河村だからこそ、優子を抱かせたい……。そんな歪んだ感情を持ってしまっていた。
とは言っても、優子の初恋の相手が河村だったというのは、僕の主観だ。でも、間違いないと思っている。僕は一目見たときから優子のことが好きだったので、いつも彼女のことばかり見ていたから、よくわかる。
そして、いま僕の目の前では、上半身裸の優子が、河村のペニスを手コキしている。僕は、妄想の中でこんな場面を思い描いていた。でも、リアルは妄想をはるかに凌駕していた。
河村は、優子に手コキをされて本当に気持ちよさそうにしている。優子も、すでに胸を隠すことをあきらめて、おっぱい丸出しで手コキを続ける。河村は、そんな優子のおっぱいをニヤけた顔で見つめている。
Fカップなのに、重力がおかしくなっているのかと思うくらい、垂れずにツンと上を向く優子のおっぱい。乳輪も乳首も小さく、そして綺麗な薄ピンク色だ。
すると、
『はい、終わり~』
と、突然優子が言い、手コキをやめた。
「え? まだイッてないけど?」
河村がビックリしたように言う。
「だって、手コキでしょ? 約束はw イカせるなんて、一言も言ってないしw」
イタズラっぽく笑いながら言う優子。
「そうきたかw じゃあ、もう一勝負する?」
河村は、ペニス丸出しのままそう言う。
『もちろんw 今度こそアイス買いに行かせるから。もちろん、それ出したままでねw』
優子も、そんな事を言って受けて立つ。
そして、また一対一の勝負が始まりそうになったので、慌てて僕も加わった。
『パパ、今度は協力プレイ無しだよ! 反則したら、パパがアイス買いに行くんだよ!』
と、優子に釘を刺された。
そして、今度は3人で、ガチ勝負が始まった。
この勝負は、結局僕が勝利した。
『パパ強いね! じゃあ、どうする? 命令は何?』
最下位の優子が聞いてくる。
僕は、
「そうだね……。じゃあ、優子の初恋の相手を教えてよ!」
と言った。
優子は、一瞬表情が曇ったが、
『パパに決まってるじゃん!』
と、明るい口調で言いきった。
「嘘はダメだよ。だって、勝負でしょ?」
僕は、冷静な口調でそう言った。
『うぅ……それは……。河村君だよ……。あっ! で、でも、一瞬だよ! ホント、ただの一瞬の気の迷いだよ!』
と、慌てて言い訳をする優子。
「ヒデぇw でも、なんで一瞬? 俺って、そんなに酷かったっけ?w」
河村が、楽しそうにそんな質問をする。
『だって、すっごくモテてたでしょ? 天狗になってたもん』
優子が、楽しそうに言う。楽しそうな感じで、昔の話をする優子を見て、僕は強烈に嫉妬していた。
モテすぎてて天狗になってたから嫌い……それは、ちょっと嘘くさく聞こえた。
「まあね。あれだけモテれば天狗になるさw」
河村は、ドヤ顔で言う。
『それ、そういうところが嫌いだったw』
楽しそうに言う優子。僕は、ひとりだけ蚊帳の外にいる気持ちになって、慌てて勝負を始めることを促した。
そして、今度は河村が一番で、僕が最下位だった。
「じゃあ、俺はスーパーカップのバニラでいいや」
河村がそんなリクエストをする。そして、こっそりと僕にウィンクをした。僕は心臓がドキドキしすぎて、その音が優子に聞こえてしまわないか心配になるほどだった。
河村は、僕をコンビニに行かせて、優子と二人きりになるつもりだ。
『じゃあ、私はハーゲンダッツの抹茶ね!』
優子は、脳天気に言う。優子は上半身裸なのに、僕がコンビニに行っても良いと思っているのだろうか? おっぱい丸出しのままで、他の男と二人きりになる……その意味を、優子はわかっているのだろうか?
そんな心配をしているクセに、僕はめんどくせーとか言いながら、部屋を出た。そしてコンビニに行き、すぐにアイスを買わずに立ち読みを始めた。
心臓がドキドキしっぱなしで、読んでいる本の内容も少しも頭に入ってこない。そんな状況のまま、20分くらい立ち読みをして、アイスを買って家に急いだ。
家を出て、軽く30分以上は経過している。どうなっているのだろう? もしかして、すでにやられてしまった? 僕は、悪い想像に押しつぶされそうだった。
そして、ドアを開けて部屋に入ると、キッチンで優子が歯を磨いていた。優子は、スカートも脱いでショーツ一枚だけの姿になっている。ほぼ全裸のまま、歯を磨く優子。リビングでは、河村がソファに座っていた。
『パパ、遅いよ! 河村君に、されちゃったよ……』
優子は、落ち込んだ口調で言う。僕は、あまりのことに言葉が出なかった。
「ちょ、ちょっと、その言い方、勘違いしてるぜ!」
慌ててフォローを入れる河村。
『ふふw 勘違いさせたんだよw パパ、エッチはしてないよw』
イタズラ小悪魔のような顔で言う優子。
「な……じゃあ、どうして歯磨きしてるの?」
僕は、動揺していた。
『パパが遅いから、お口でさせられちゃったよw』
優子が、信じられないことを言う。
「えっ!? 本当に!?」
僕は、それ以上の言葉が出てこなかった。
『ホントだよ。河村君、口に出すから……ホント、最悪!』
そう言って、歯磨きを継続する優子。僕はショックで何も言えず、思わず河村を見る。
すると、河村は申し訳なさそうに、
「ごめんな」
と言った。でも、その表情や仕草から、フェラチオ程度までしか進めず、ごめんなと言っているのがわかった。
河村には、性癖を正直に告白して、優子と最後まで行ってくれとお願いをした。河村は、この千載一遇のチャンスをモノに出来ず、申し訳ないと思っているようだ。
『ホントだよぉ! 口に出すなんて、約束になかったじゃん!』
ふくれて言う優子。
「優子……飲んだの?」
僕はドキドキしながら、それでも聞かずにいられなかった。
『急に出すから、ちょっと飲んじゃったよ! ホント、最悪。口の中、まだ気持ち悪いよ!』
と、抗議をする優子。少しだけとはいえ、飲精をした……。僕は、まさかここまでするとは思ってもいなかったので、ただただショックだった。
確かに、僕は優子に、優子が叔父さんや河村に抱かれるのを想像すると興奮すると告白した。そして、優子もそれに対して笑いながら同調した。なので、今日河村が遊びに来てこんな展開になっているのは、僕が望むことだと思っているのかも知れない。
それでも、あっさりと僕のいないところでフェラチオして飲精までするなんて、普段の優子からは想像も出来ない。
でも、優子は悪びれることもなく、イタズラっぽく僕に笑いかけている。
そんな事が頭をよぎるが、優子が他の男の精液を飲み込んだ……それを思うと、僕は嫉妬や焦りよりも、強い興奮を覚えていた。
「どうする? もう、お開きにするの?」
僕は、そんな事しか言えなかった。
『え? パパ帰ってきたし、もう一回しようよ! 河村君、やっつけようよ!』
と、優子が言ってくる。本当に、無邪気な負けず嫌いだ。
そして始まった勝負は、僕が一番で、優子が最下位だった。
『パパ強いね! どうするの? 何にする?』
目をキラキラさせながら聞いてくる優子。
僕は、迷った。このまま二人にセックスをさせれば、自分の願望が成就する。でも、本当に良いのだろうか?
迷った挙げ句に僕が口にしたのは、
「じゃあ、今度は河村が口で優子にする。イクまで舐める」
と言う言葉だった。
声が震えてしまったが、なんとか言えた。
『ええっ!? なんで河村くんが? 私が負けたのに?』
「いや、俺は全然OKだよw じゃあ、パンツ脱いじゃおっかw」
戸惑う優子に、ノリノリの河村。
「ほら、ちゃんとやらないと」
僕は、声がうわずってしまうのを抑えられなかった。どうしてこんなに興奮してしまうのか、自分でも不思議だ。優子のことは、何よりも大切だと思っている。心から愛していると言い切れる。それなのに、他の男に優子をゆだねようとする僕……。
優子のことを愛しているなら、そんな事はしないはずだ。でも、僕は気持ちを抑えられなくなってしまっている。
『いいの? 本当に良いの?』
優子は、真顔で聞いてくる。僕はほとんど間を置かずに、黙ってうなずいた。
すると、優子がスッと立ち上がる。そして、ためらわずにショーツを脱ぎ去った。完全に全裸になってしまった優子。美しい裸体を隠すことなく晒している。
「ホント、綺麗な体してるよね。お前にはもったいないよ」
河村にそんな事を言われた。
「うるさいw」
僕はそんな事を言いながらも、確かに自分にはもったいないなと思う。
優子は、そんな僕らのやりとりを無視してソファに座る。
そして、
『パパ、イクまでっていうのは無しにして。河村くん相手じゃ、イケるわけないから……』
優子はそんな事を言うが、声が微妙に震えている。恐れからか、それとも快感への期待からか……。
「はいはいw 俺のテク知らないからそんな事言うんだよ。すぐイカせてあげるw」
舌を出して、自分の上唇を舐める河村。そんな仕草に、ゾクッとしてしまった。
『そんなのいいから、早くしてよ!』
優子は強がっているのか、キツい口調で言う。
「じゃあ、自分で広げて早く舐めてって言いなよw」
『ば、ばっかじゃないの!』
顔を赤くして怒る優子。
「いや、その通りにしないとダメだよ……」
僕は、震える声でそう言った。
『なっ……わ、わかった……』
優子は何か言い返そうとしたが、結局承諾した。
部屋の空気が、一気に張り詰めた気がした。
優子は、自分の両手で陰唇を広げる。驚くほど鮮やかなピンクの膣肉がうごめいているのがわかる。そして、広げた途端にツゥーっと透明の液体があふれ出て、肛門の方に流れていった。粘度の高い愛液が、こんな風に流れるのは、相当多量に分泌されていないと無理だ。
「すっげぇ濡れてるじゃんw」
デリカシーのない事を言う河村。こんなに明るい部屋で、優子は恥ずかしい部分をすべて見られてしまっている。その事実に、今さら僕は後悔をした。せめて、照明くらいは落とすべきだった……そんな後悔だ。
『ち、違うっ! そんなんじゃないよ!』
自分でアソコを広げながら、強い口調で言う優子。でも、どう見ても濡れすぎなくらい濡れている。
「はいはいw ほら、言わないとw」
茶化すように言う河村。
『うぅ……もう! ……早く舐めて……下さい……』
優子は、顔を真っ赤にして言った。
「りょうか~い」
と、河村は言うと、優子の前にひざまずき、優子のアソコに顔を近づけていく。
あんなに近くで優子のアソコを見られてしまっている……。僕だけが見ることが許される場所のはずなのに……。でも、そう思えば思うほど興奮が増していくのは、どうしてなんだろう?
そして、河村の舌が優子のアソコを舐め始める。
『んっ……。ンンッ……あ……』
優子は両手でアソコを広げたまま、小さく吐息を漏らす。河村は慣れた動きで優子のアソコを舐め続ける。
リビングの中には、ピチャピチャという水音が響く。そして、河村の舌が優子のクリトリスを捕らえる。優子のクリトリスは、見てわかるほど大きく勃起していて、半分ほど皮からピンクの肉芽が覗いていた。
そこに舌が触れると、
『ンふぅ……ふぅあぁ、んっ! ンンッ! ァァあぁ……』
と、優子のリアクションが変わった。吐息ではなく、あえぎ声が漏れ出す感じになってきた。さすがに、河村は経験豊富なだけあり、上手いと思う。言うだけはある。
『んっ! ンあっ! あっ! ヒィあぁ……んっ!』
優子は、必死で声を抑えようとしているのか、眉間に深くしわが寄っている。歯を食いしばっているのかも知れない。でも、甘い声が漏れ続ける。優子は、もうアソコを開いておくことも出来ず、拳を握るようにしている。そして、声を出さないようにと頑張るが、甘い声がどんどん大きくなっていく。
すると、河村が優子のクリトリスの包皮を指で剥いた。
『ダメぇ、触っちゃダメだよ、舌だけだもん! あぁっ! それ、ダメぇっ! はう゛ぅ、あっ! あっ? アン? アンッ?』
優子は、完全にあえぎ始めてしまった。そして、あえぎ声を上げながら、いきなり僕を見た。その目はトロンとして、完全に発情した牝の顔だったが、罪悪感を感じているような顔もする。
快感と罪悪感の狭間で、優子は泣きそうな顔になってきた。
「いいよ、イッてもいいから」
僕は、喉がカラカラに渇いた感じがしたが、なんとかそう言った。
すると、優子は僕から視線を外し、河村の方を見る。そして、
『あっー あぁっんっー そこ、気持ちいいぃっ! もっと舐めてぇ! 焦らしちゃダメだよぉ、んんぅぁっ! そう! そこぉ! はう゛ぅぅあぁっー』
美帆は、吹っ切れたようにあえぎ始める。目の前で、他の男の舌であえぐ妻。それは、AVやマンガの中だけの話だと思っていた。
でも、僕の目の前で優子は、僕とのセックスの時よりもとろけた顔であえいでいる。
僕は敗北感と嫉妬の中、勃起したペニスを揉み始めた。ズボンの上からだが、そんな風に揉み始めると、すぐにイキそうな感じになってしまう。自分の妻が他の男にクンニされて感じている姿を見て、こんな風にオナニーを始めた僕は、本当にクズだと思う。でも、手が止められない。
『ダメェェ、もう、あぁぁっ! か、噛んじゃダメぇっ! うぅううああぁっ! あーっ! イッちゃうっ! イッちゃうよぉっ! パパぁ、パパぁっ! ごめんなさいぃっ! イクっ! イクっ!!』
優子はそう叫びながら、背中をのけ反らせるようにしてイッた。イカないと言っていた優子が、あっけなく、おそらく10分もたたずにイカされてしまった……。
「あれ? イカないんじゃなかったっけ?」
河村が、口の周りをテラテラ光らせながら言った。
『うっさい! イ、イッてないから! 演技だよ! 早く終わらせたいから演技したんだよ!!』
優子は耳まで真っ赤にしてそう言うと、リビングを出て浴室に行った。
「どうする? もう止めるか?」
河村は、急に真面目な顔になって言う。僕は、さすがにもう限界だった。
「そうだな……。もう、普通の飲みに切り替えようか?」
僕は、そう言った。でも、正直迷ってはいた。もっと見たい……そう思う僕もいた。
「OK。じゃあ、ワイン開けるか!」
そう言って、河村は自分が持ってきたワインを開け始めた。そこに優子が戻ってきたが、もうパジャマに着替えていた。
「アレ? 服着ちゃったんだ。裸のまま飲めばいいのにw」
河村がそんな事を言う。
『ば~かw そういうお店行けばいいでしょ』
優子は、冷たく言う。でも、表情は楽しそうだ。そして、3人で飲み始める。
でも、さっきまでのエッチな出来事は、まるで無かったように楽しく飲み続ける。 話題は、昔の話ばかりだ。何せ、中学からの仲なので、話題は尽きない。
優子と出会ったのは、中2の夏だった。転向してきて、隣の席になった優子に、一瞬で惚れたことを今でもよく覚えている。
それから15年たつが、晴れて今年夫婦になった。
優子に、出会ったときのことを聞くと、
『私も一目惚れだったよー』
と、笑顔で言ってくれる。
でも、僕の記憶では、少なくても中学の時は、優子は僕の友人の河村のことの方が好きだったはずだ。
高校生になり、同じ高校の同じクラスになったことがきっかけで、僕と交際するようになった。でもあの時、優子が河村と同じクラスになっていたら、今僕の横に優子はいなかったはずだ……。
そんな事が、僕の心に小さなトゲのように刺さったまま、今に至る。
河村は僕よりもルックスもよく、身長も高いし運動も勉強も出来た。バレンタインの時とかに、優子からしかチョコをもらえない僕とは対照的に、河村は5~6個はもらっていたはずだ。
河村は、中学の時はそうでもなかったが、高校大学と、常に女が周りに複数いるような感じだった。でも、特定の彼女を作ることもなく、今に至る。まだ30前なので、まだまだ遊びたいのかもしれない。
僕と優子にとって、幼馴染みみたいな感じの河村は、よくウチに遊びに来る。僕と優子が結婚するまでは、僕の部屋で鍋なんかをよく食べたが、最近では僕と優子の新居にワインなんかを持って遊びに来ることが多くなった。
新居といっても賃貸だが、僕の叔父が住んでた家で、叔父は叔母が亡くなったのを機に、世界中を旅して回っていて、格安で貸してもらうことが出来た。
叔父が日本にいるとき用に、叔父の部屋はあるのだが、去年は一度も帰ってこなかった。
叔父さんは一言で言うと凄い男で、行動力の塊みたいな人だ。50代半ばのはずだが、筋力トレーニングやランニングも欠かさない人なので、もの凄く若々しい。ルックルも渋い大人という感じで、まだまだ女性にもモテると思うのだが、亡くなった奥さん以外には興味がないようだ。
世界中を旅しながら、写真やブログなどで僕より稼いでいるのも凄いと思う。彼は昔から、僕の中ではスーパーマンみたいなもので、ずっと憧れている。
嫁の優子は、長い付き合いなのでもう客観的に見る事なんて出来ないが、いまだにたまに街でナンパされるので、可愛いのだと思う。
芸能人は詳しくないのでよくわからないが、吉高由里子に似ていると言われることがある。あそこまで可愛いとは思えないが、目元の感じなんかは、そっくりだと思う。
そして、嫁の一番のウリというか、長所はその美巨乳だ。Fカップあるのに、まったくと言っていいくらい垂れていない胸。本人は、水泳をやっていたおかげと言うが、それが本当なら凄い効果だと思う。
そして、水泳をずっとやっていて、今でもジムに通ってたまに泳いでいるおかげで、体力と筋力が結構ある。それは、夜の生活で凄く僕を喜ばせてくれる。
僕が果てるまで騎乗位をしてくれるし、膣の締まりも強烈だ。
そして、高校の時に初めて結ばれたときには、お互いに処女と童貞だったが、すっかりとセックス好きの二人になった。
セックスが好きで、エロい体をしている優子だが、中身はもの凄く古風で、僕に対して一途だ。浮気なんかはお互いにあり得ないような感じだと思う。
ただ、そんな風にラブラブな日々を過ごしていると、刺激が欲しくなってしまう。満ち足りていて、なにも不満がないはずなのに、もっと刺激的な日々を求めてしまう。
顔を変えて記憶をなくし、平凡な生活を送っていても、どうしようもなくスリリングな生活に戻ってみたくなった宇宙海賊みたいなモノなのかもしれない。
そして、今日もいつも通り優子と遊びに出かけ、久しぶりにボーリングをした。ボーリングをするつもりではなかったが、たまたま前を通りかかって、やってみたいと優子が言い出したのでやった。
そんな流れだったので、優子は結構ミニスカートだった。最初からボーリングをするとわかっていたら、スカートではなくパンツをはいたと思うが、ミニスカートでのボーリングは、想像以上に際どいモノになった。
でも、結構熱くなる優子は、チラチラパンツが見えるのも気にせずに、ガチのボーリングを続ける。
『あぁっ! もう! このレーン、傾いてるんじゃない!?』
とか、無茶苦茶なことを言いながら、けっこういいスコアをたたき出している。でも、微妙に僕の方がスコアがいい。
『また負けた~! もう一回やろ!』
そして3ゲーム目に入った。
『ねぇ、コレで勝ったら、何でも言うこと聞いてもらえるって事で言い?』
「え? それって、俺が勝ったら、優子が言うこと聞いてくれるって事?」
『もちろん! やる?』
燃えた目で言う優子。僕は、色々と優子にしたいこととかあったので、即答でOKした。
より気合いの入った優子は、投げたときの沈み込みも深くなり、生足が相当際どいところまで見える。そして、ストライクとかを取ると、その場でピョンと跳びはねる。その度に、チラッとピンクのショーツが見える。
それだけではなく、ジャンプするたびにその自慢の胸がユサユサと格ゲーみたいに揺れる。
ふと気がつくと、周りの男達に注目されていることに気がついた。
ちょっと離れたレーンの男性グループなどは、優子を指さしたり、勝手にスマホで撮影までしている。
僕は、一瞬ムッとして、止めさせようと思った。でも、すぐに自分が強烈に興奮していることに気がついた。
自分の嫁が、他の男達に性的視線で見られている。それは、僕が今まで感じたことがない感覚だった。そして、それがもたらす興奮に、自分自身驚いた。
周りの男達の注目を浴びている優子。それに気がついた途端、僕は一気にスコアが崩れだした。そして、より接戦になったことで、優子のアクションがより大きくなった。大きく飛び跳ね、ショーツがモロ見えになり、胸もこぼれそうな程揺れる。
それを写メする男達。もしかしたら、嫁の写真でオナニーするのかもしれない。そう思うと、余計に興奮した。僕の、自分でも知らなかった性癖が、どんどん解放されていく感覚だ。
そして、最終フレーム、3ピン差で負けていた僕は、
「優子、パンツ見えてるよ」
と、一言言ってみた。
『エッ! ウソ! 本当に?』
と、慌て始めた。まったく自覚なく、ここまで来たんだと思うと、優子の天然ぶりにちょっとあきれてしまう。
そして、優子は動揺して、その上ショーツが見えるのを意識し始めてしまい、ガターを出して負けた。
『ズルイ! パパ卑怯だよ~!』
と、頬を膨らませながらすねる優子。そんな優子が、たまらなく可愛いと思う。
ちなみにまだ子供はいないのに、僕はパパと呼ばれている。何となくくすぐったい感じだけど、最近は悪くないと思うようになっていた。
ボーリングが終わった後、優子と食事をする。
『ねぇ、言うこと聞くって、なにがいいの?』
優子は、渋々という感じだけど、そう言ってきた。
「え? いいの? 卑怯な事したけど……」
『だって、負けは負けだし……』
優子は、妙に真面目なところがある。
「じゃあ、質問に正直に答えるって事でどう?」
『えぇ~? なにそれ。なんか、嫌な予感がするw』
そんな事を言いながらも、結局承諾した優子。
家に戻り、軽く飲みながら質問を始めた。
「ウソは絶対にダメだからね」
僕は前置きを言う。
『いいよ。約束だし、別に隠し事もないから』
と言いながらも、ちょっと緊張気味の優子。
「優子って、俺とのエッチで、ちゃんとイケてる?」
ストレートに、一番聞きたいことを聞いた。優子は、僕とのセックスで感じているのは間違いないと思うが、一度もイクと言う言葉を聞いたことがない。
『エッ! ……なんでそんな事聞くの?』
いきなり表情が曇る優子。その表情で、もう答えを聞いたも同然だ。
「いや、気になってたから。イケてないってことだよね?」
『……うん……』
申し訳なさそうな優子。でも、ある程度わかっていたことだ。
「オナニーとかだとイケる?」
『うん。イケるよ』
「オナニーとかしてるんだw エロいねw」
重くなった空気を変えようと、明るく言ってみた。
『そ、そんな事ないもん! なに言わせるんだよぉ~。バカッ!』
顔を真っ赤にして強烈に照れる優子。
そこから、イケるようにはどうすればいいかということを話し合った。
入れながら、クリを刺激すればいいんじゃないかという話になり、ローターとかも試そうかという話をしてみた。
『うん。試してみたい……』
「興味あったの?」
『うん。ずっと言えなかった。使って欲しいって思ってたよ』
照れながらも正直に言う優子。こういう話をして、本当に良かったと思う。お互いに隠し事はなくても、こんな風に小さな要望みたいなモノはあるんだなと思った。
「じゃあ、さっそく買ってくるよ!」
と言って、僕は部屋を飛びだした。そんな僕を止めようとしなかったので、優子も乗り気なんだと思った。
そして、歩いて10分もしないところにある書店に行き、ローターを買ってみた。その書店は、いわゆるエロDVD系の書店で、大人のおもちゃもたっぷりある。
部屋に戻ると、優子はすでにシャワーを浴びて裸でベッドに潜り込んでいた。
「やる気満々じゃんw」
『ダメ? すっごく楽しみだよー』
と、優子はノリノリだ。
「じゃあ、シャワー浴びてくる!」
僕は、慌ててシャワーを浴びようとした。でも、裸の優子が抱きついてきて、
『もう待てないもん。すぐ来てー』
と言いながら、僕の服を脱がせていく。
「いや、汗かいたし、ちょっと待ってよ、おねえさん」
と言っても、
『パパのなら平気だよぉ~』
と言い、パクッと口でくわえてくれた。シャワーも浴びていないのに申し訳ないなという気持ちと、優子を支配してるような感覚になる。
優子は、凄くフェラが上手くなったと思う。昔はただくわえて、ペロペロしてるだけって感じだったのに、最近では気を抜くとイッてしまいそうになる。
妻や恋人が、フェラとかが上手くなると言うのは、エロマンガとかでは浮気のフラグみたいなモノだけど、優子に関してはそれはないと思う。
女性誌とかの、エロ本まがいの特集などで勉強をしたのだと思う。
「ダメ、イッちゃう。ほら、交代しよ!」
僕はそう言って、さっき買ってきたローターを取り出す。スイッチを入れると、ビィーンとうなり始めるローター。僕も優子も、実物は初めて見る。
『凄いね……そんなに激しいんだ』
優子は、熱っぽい目で言う。
僕は、優子を仰向けに寝かせると、ローターをクリトリスに近づけた。優子が緊張しているのがよくわかる。
そして、クリにローターがあたると、
『あぁっー んんっ! 凄いぃっ! あ、あぁっ! これ、アァァッ! あーっ! んンフゥッ! パパ凄いよぉっ!』
と、優子は真顔で叫んだ。僕は、こんなちっぽけな器具が、優子をこんなにもとろけさせるのに驚きながらも、ダイヤルをひねって振動を強くした。
『んんふぅっーっ! パパぁっ! パパっ! 凄いぃっ! あっ! あぁー ンふぅアッー これ、ダメ、あぁっ! 凄い気持ちいぃっ! パパ気持ちいぃっ!』
僕の腕を強く握りながら、絶叫する優子。今まで見たことがないリアクションだ。本当に感じて、イキそうになってくると、優子はこんな感じになるんだなと思った。
そして、そのままダイヤルをMAXにしてみた。
『はう゛っ! イクっ! パパぁっ! イクっ! んくぅっっう゛っ!』
優子は、見たことがないくらいのあえぎ方をして、身体を一度ビクンと跳ねさせるようにした。
初めて見た優子のオルガズム。今まで長いこと優子とエッチをしてきたが、ここまで連れて行ってあげられなかったことを申し訳ないと思った。
『すっごいね……くせになりそうだよー』
優子は、とろけた雌の顔で甘えてきた。そして、そのままキスをして、コンドームを付けて挿入した。
いつもより感じてくれているようだったが、やっぱり僕のペニスの刺激だけではイカせることは出来なかった。挿入しながらクリを指で触ってみたが、すぐにずれてしまうし、なかなか上手く出来なかった。
「優子、自分でクリにあててみて」
僕は指での愛撫をあきらめて、優子にローターを渡した。すると、すぐにローターをクリにあて、スイッチを入れる優子。
僕は、膣がキュゥッと締まるのを感じた。そして、もっと感じさせようと、必死で腰を振る。
『んンーっ! あ、あぁっ! はぅぅう゛っ! 凄いぃっ! パパっ! イクっ! イッちゃうぅっ! 一緒にイッてっ! あぁぁあ゛ぁーっ!』
優子は、見たことがないくらいのエロい顔で叫ぶ。僕は、優子にキスをしながら、思いきり射精をした。
ほぼ同時に、優子も身体をビクンとさせて、一緒にイケたようだった。オモチャの力を借りたとは言え、セックスで優子がイッた……言葉に出来ないくらい嬉しかった。
それは優子も同じだったようで、終わった後に凄く甘えてきた。
「優子って、他の男としてみたいって思ったことある?」
僕は、ムードもなにもなく、ストレートにもう一つの聞いてみたいことを聞いた。
『なっ、あ、あるわけないでしょ! なに言ってんの!?』
優子は、イッた後の余韻も一瞬で消え、ビックリした顔で言う。
「本当に? ウソはダメだよ。一度も考えたことない? 想像もない?」
僕は、一気にたたみかけた。
『そ、それは……想像くらいなら……』
「どんな風に?」
『そ、そんなの、言えないよ!』
優子は、かなり慌てた感じだ。
「隠し事するんだ……悲しいな……」
僕は、大げさに悲しい素振りをする。
『違う! 隠し事なんかないよ! うぅ……嫌いにならない?』
優子は、追い詰められたような感じだ。僕が嫌いにならないと言うと、本当に渋々と話し始めた。
話の内容は、想像以上だった。
まとめると、
優子は、二人の男に抱かれるのを想像してオナニーをしたことがある。
一人は僕の叔父さんで、もう一人は河村だった。
真っ赤な顔で、途切れ途切れにカミングアウトする優子。
僕は、それを聞いてもう限界だった。
荒々しく優子に覆いかぶさり、初めてコンドームを付けずに挿入した。
『あっ! あぁっ! パパぁっ! ダメぇ!』
優子は、コンドームを着けずに挿入したためか、こんなリアクションになった。
でも、興奮しきっていた僕は、
「こうやって入れてもらいたいのか! 河村に、生で入れられたいのか!」
と、叫びながら腰を振った。
『ちがうぅっ! あぁっ! そんなの、あぁっ! イヤァぁっ! ちがうぅっ! パパダメぇ……』
優子は、泣きそうな声で言う。でも、あえぎ声が凄く大きい。明らかに、いつもよりも感じているのがわかる。
「遊びに来たアイツに、やられたいって思ってたのか! こんな風にか!」
僕は、荒々しい言葉づかいになるのを抑えられなかった。河村に生挿入されている優子……想像しただけで、興奮しすぎてイキそうな感じになってしまう。
『ゴ、ゴメンなさいぃっ! 想像してましたぁっ! 河村君が来た日、パパが寝た後、オナニーしてましたぁっ! イィクッ! パパ、イッちゃうッ! ゴメンなさいぃ! 河村君のこと、想像しちゃってるよぉっ! あぁっ!』
「あぁ、優子、河村に入れてもらいたいのか!? そうなのか!?」
『入れて欲しいぃっ! 河村君に入れてもらいたいぃっ! ンヒィッ! イクっ! イクっ! アァァッ! パパ、ゴメンなさいぃっ!』
優子はそんな事を言いながら、のけ反るようにして果てた。僕は、それを見てもう限界で、慌ててペニスを抜いて優子のお腹に射精した。
立て続けに2回もしたのは、初めてのことだった。
『パパ、すっごく興奮してたねw どうして? イヤじゃなかったの?』
「い、いや、それは……」
口ごもる僕に、
『隠し事って有りなの?』
と、イタズラっぽく聞く優子。僕は、正直に興奮した告白した。
『パパ、変態なんだねw』
優子が、からかうように言う。
「優子だって、叔父さんにまで抱かれたいって思ってんでしょ? 変態じゃんw」
『違うよ。想像だけだもん。実際に抱かれたいなんて思わないよ。私はパパのお嫁さんだもん』
真面目な顔で言う優子。その言葉は、凄く嬉しかった。でも、僕の心はもう決まってしまった。
河村が遊びに来ると言った日、昼間に河村を呼び寄せて話をした。気心の知れた河村なので、ストレートに自分の寝取られ願望を打ち明けた。
「マジかw オマエとは、昔から気が合うよな。俺も最近ハマってるんだわw」
河村が驚いた顔で言う。話を聞くと、河村も最近寝取られに興味を持っていて、よくサイトを見ているそうだ。と言っても、河村は寝取り側の方に興味があるようで、僕とは正反対だが、色々と教えてくれた。
河村がよく見るサイトは、”NTR使える寝取られサイト”と”すごくエッチな寝取られ体験談と萌えた体験談”というサイトで、毎日チェックしているそうだ。僕も、さっそく見て見ようと思った。
「マジで優子ちゃんを? 俺は大歓迎だけど、後悔しない?」
河村は、興味有りという感じだが、さすがに近い関係すぎるためか、色々気を使ってくれる。
僕は、大丈夫だと答え、行けるところまで行ってくれと頼んだ。
「なんか、スゲぇ興奮するわw じゃあ、今晩なw」
と言って、河村は去って行った。僕は、後悔と期待と不安とで、ちょっと気持ちの整理が付かなかった。
でも、とりあえずスマホで教えてもらったサイトを見た。そういったサイトを見て、僕みたいな性癖の人間は、実はかなり多いと知り、なんかホッとした。
そして、緊張したまま帰宅した。当然、そんな事情を知らない優子は、いつも通り出迎えてくれた。
「いい匂いだね。今日は、なに鍋?」
『カキだよ。おじやも作るからね!』
優子は、楽しそうだ。古くからの馴染みの河村との食事は、優子も楽しみにしている。
そして、河村がやって来た。いつもとまったく変わらない優子。河村も、表面上はいつも通りだ。でも、僕と目があったとき、意味ありげにウィンクした。
そして、僕はウノをしようと提案した。子供じみた提案だが、河村は僕の意図を察して、ノリノリで賛成した。
優子も、初めは少し子供っぽいなという感じで苦笑いだったが、始めてみると、一番熱くなっていた。
飲みながら、楽しく遊んでいたが、僕は切り出した。
「じゃあ、3位が1位の言うこと聞くってのはどう?」
僕は、少し声が震えた。
「お、いいね。俺、アイス食べたかったんだよね。勝ったらコンビニ行ってもらお!」
とか、河村が言う。
『私も食べたい! 絶対に負けないよ!』
と、優子も乗った。河村は、負けた人がアイスを買いに行くという感じに上手く誤解させたが、そんな約束はしていない。
そして、勝負が始まる。当然だが、僕が河村をフォローするので、優子には最初から勝ち目なんてなかった。
『ちょっとぉ! パパ! なんで味方してくれないの! もう!』
少しすねる優子。河村は、一瞬僕に目配せをしたあと、
「じゃあ、上着脱いでw」
と言った。
『えっ? 上着?』
優子は、意味がわからないという顔をしている。鳩が豆鉄砲を食ったような顔っていうのは、こういう顔なのかもしれない。
「言うこと聞くんでしょ? ほら、早くw」
河村は、きっちりと役目を果たそうとする。
『な、なんで、アイスでしょ? 買ってくるよ!』
慌てる優子。
<続く>