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セックスだけなら続けてもいいよ」童貞の俺には辛かった初恋 




もう、その子に恋するつもりはなかったが、やはり気になる。

なんだかんだで気配りしてくれたり、

何よりルックスが俺のストライクだったから。

帰りにコンビニ寄ったとき、

映画の割引券が置いてあって、Aちゃんが手にとっていた。

俺はなんとなく「見たいの?」と聞いた。

そしたら首を縦に振ったので、咄嗟に

「行く?」と言ってしまった。

また恥ずかしい言動をしてしまったと思っていたら、

Aちゃんが「行ってくれるのー?」と言い出した。

俺は陥落した。

また好きになった。

それから映画に行った後、頻繁に遊ぶようになった。

店から離れた場所で待ち合わせたりして、

俺は付き合えると確信していたから、

クリスマス前に告白した。

しかし、断られた。

「そういう目では見れない」とのことだった。

なのに、「遊んだりはして欲しい」とか言うAちゃん。

俺は冷めてしまった。

そんなとき、俺が働いていたのはデパートだったのだが、

向かいにあるテナントの子とよく目が合うようになった。

そして、そのテナントの別の子が

飲み会しようと持ちかけてきた。

次の週に飲み会が実行され、

目が合う子はやたら俺に話し掛けてくる。

後日、俺のことが好きらしい、と同僚に聞かされた。

その話で店は持ちきりになり、Aちゃんも聞いていた。

フラれてからAちゃんと遊ぶことはなかった。

年が明けたとき、Aちゃんが俺に

「お腹空いたからご飯食べに行こう」と誘ってきた。

表情が違う、少し赤い。

これは何かある、そう感じた。

ご飯を食べてカラオケに行った。

俺は終電があるので帰ろうとしたら、

Aちゃんがまだ遊びたいとか言い出した。

始発までどこかで遊べばいいと思って俺は一緒に遊んだ。

突然、Aちゃんが「帰る」と言い出した。

A「ウチ来る?」

俺は断わらなかった。

こんなチャンスないもの。

Aちゃんの家に入った。

女らしさはないけど、キレイな部屋だった。

チャンスのハズなのに、心はガクブル状態。

女子の部屋に入るなんて初めてだもの。

しかし平静を装う俺。

童貞だがヤリたい気持ちを抑え、紳士なつもりでいた。

しかし我慢出来ず、後ろから抱きついてしまった。

抵抗しないAちゃん。

初めて触る女子の身体は折れそうで、だけど柔らかかった。

髪を撫で、首の匂いを嗅いだ。

セーターの襟元に手を入れ、胸を触った。

Aちゃんは恥ずかしそうに「・・・小さいよ?」と

いちいちハートをくすぐる声を出した。

確かに小さいが、柔らかくいつまでも触っていたかった。

腰から尻にかけて女性らしいくびれがあった。

何度も何度も撫でた。

Aちゃんはトロンとした目で見ている。

服を脱がそうとしたら「明るいよ」と言うので電気を消す。

しかし生で見る女性のカラダ。

それを暗闇で終わらせたくないので、常夜灯だけ点けた。

服を脱がす。

ちょいピザな俺とは対象的で、繊細なカラダがそこにある。

ブラを外す。

意外にも一度で外れ、仰向けになると男の子みたいだった。

小さい乳首に舌を這わせ、自分なりに感じさせた。

パンツを脱がす。

陰毛は薄く、童顔も相まって

自分が悪いことをしてる気分になった。

陰部を触ると湿っていた。

女の子ってこう濡れるんだ。

俺は初めて触ると女子の身体に好奇心を覚えた。

少し触ると息を漏らすAちゃん。

陰部に舌を這わす。

少し匂ったが、もう俺の好奇心と欲望のタガは外れている。

舌を這わせていると、Aちゃんが「もういい」と言い出した。

正気に戻ってしまったが、嫌がっているようではなかった。

俺は行為を続けた。

指を這わせ、少しずつ穴に指を侵入させていた。

(これでいいよな?きっとこうだよな?)

好奇心は止まらない。

Aちゃんは小さく声を漏らす。

さっきの『もういい』が気になったが、

抵抗がないってことは大丈夫だろう。

指を少しずつ入れる。

しかし入らない。

俺は唾液をたっぷりと指に付けて入れた。

Aちゃんは「痛い!!」と言った。

俺は初めての行為に失敗してしまったと思い込み、

すかさず謝った。

そしたらAちゃんが

「ウチ、初めてなんだよね」と言い始めた。

Aちゃんと裸で横になり、会話をする。

3人と付き合ったが、セックスに至らなかった。

そうAちゃんは言う。

そんなうまい話あるか。

そう思ったが本当だという。

俺は嬉しくなった。

舌と舌を絡ませ、濃いキスをした。

Aちゃんはキスはしたことあるらしく、

積極的に唇を求めあった。

その後も身体を撫で、陰部を舐めたが

指を入れると苦悶の表情を浮かべる。

しかし、少しずつ入れてく。

苦痛の顔に俺は罪悪感を覚えた。

俺は自分の股間を握らせた。

熱く太い。

仮性だが、処女ならわからんだろう。

「なんか、すごい」

Aちゃんも興奮しているようだ。

体勢を変え、Aちゃんの顔を俺の股間に持っていく。

Aちゃんもわかっているようだった。

お世辞にもフェラが上手いとは言えなかったが、

自分が惚れた女子か、俺自身を咥えている。

それだけで十分興奮材料になっていた。

「ん・・・おっきい」

俺は大きくはない。

ただ、言葉一つ一つで興奮し、ビクビクしたりした。

顔を動かすAちゃん。

他のテナントの男からも人気があって、

一緒に働いているAちゃんがこんないやらしい姿を見せている。

もう俺は止まらなかった。

咥えさせるのをやめ、見つめあって

Aちゃんの股を開こうとした。

抵抗しないものの、見つめ合っていたのに顔を背けた。

熱く硬くなった俺自身を、薄く毛に包まれた陰部に当てる。

童貞脱出とか、そんなこと考えて余裕はなかった。

しかし、入らない。

唾液でヌルヌルにしても入らない。

こういうとき、どうしていいか判らない童貞の俺。

Aちゃんもどうしていいか判ってないようだった。

それに、続けてるうちに萎えてしまって機能しなくなった。

俺は情けなさを感じているが、

Aちゃんは俺に抱きついてきた。

嫌われてはいない。

それだけで十分だった。

その日はそれで終わり、抱き合って寝た。

その後も関係は続いた。

週に2度は泊まりに行き、裸になって身体を求めあった。

しかし入らない。

最初はフェラでも射精せず、

Aちゃんの手を使って射精した。

しばらくするとAちゃんは要領がわかったのか、

口や手で射精に導いてくれた。

バレンタインを越えた頃。

何度も同じことをしていた。

Aちゃんも男の身体を楽しんでいるようだった。

指は一本だけ入るようになった。

奥まで入れると痛がる。

血は出ていなかった。

本当は処女じゃなくて、やっぱり嫌なんじゃと思ったが、

泊まりに行くとAちゃんから求めてくるのだ。

「俺のこと好き?」と聞くと、「わかんない」ばかり。

全く、俺はどんな存在なんだよ。

付き合うとは考えられないらしい。

まだ寒い朝。

起きて発情してしまった俺はAちゃんの身体を攻めた。

Aちゃんも起きて、いつも通り求めあった。

そして、挿入に挑んだ。

今度は入った。

暖かい女のカラダ。

俺が腰を振ると苦悶の表情を浮かべる。

しかし、俺は欲望を射出した気持ちが勝り、

少しずつ腰を押し込んでいった。

Aちゃんは「いちちち・・・」と声を漏らす。

その声で、ゴムを着けていない俺は冷静になり、

そこでやめた。

シーツが赤くなり、体育座りになったAちゃんの

太ももに赤い血が伝っていた。

俺は嫌われるんじゃないか、とか常に考えていた。

一度も俺のことを『好き』と言わないから。

しかし、何度も何度も身体を重ねた。

多いときは一晩に3度も。

色々な体勢を試し、お互い性交を楽しんでいた。

特に細い身体をバックで突くのがたまらなかった。

騎乗位は死ぬほど恥ずかしがっていた。

仕事をしていると、ビッチな同僚が

Aちゃんを飲み会に誘っていた。

別に気にしてはいなかったが、後日、

ビッチにその飲み会の話をされた。

隣の席の男たちと仲良くなったって話だった。

それを境にAちゃんの様子がおかしいことに気づいた。

Aちゃんは会社以外ではぼっちだったので、

俺との予定は断ったことはない。

言葉の上では付き合っていなかったが、

旅行に行ったり、事実上、彼女同然だった。

しかし、急によそよそしくなり、泊まりに行く回数が減った。

それでも身体を求めあい、夜は激しくなっていった。

ゴムを着けていたが、

「中に出して」とか求めてくるようになった。

しかし、遊んでいたり部屋にいると常にメールしている。

今まではそんなことなかったのに。

たぶん男だろうな、とは勘付いていた。

そのビッチとの飲み会からおかしくなっていたから。

ある夜、凄まじく求めあい3度も射精した。

Aちゃんは俺自身がドクドクしている瞬間が好きらしく、

中に出したり、射精の瞬間握っていたりしてた。

次の朝にもしたくなり、身体を触りまくって、陰部も弄った。

しかし、手をよけるAちゃん。

「もうやめて」

本気で嫌がっているようだった。

朝にやったり、ゴム無しでお腹に出したりしたときも

Aちゃんはティッシュで拭くだけだったのに、

その日はシャワーを浴びてよそよそしくなっていた。

俺「何か嫌なことした?」

A「そんなんじゃないけどさ」

それでも本人の口から伝えてもらえない限り、

俺は諦めきれない。

しかし、嫌われているかも?と思っても性欲は止まらない。

少し気まずい感じだが、

「泊まりに行ってもいい?」と聞くとOKを出す。

そしてセックスをする。

しかし、前より求めてくる感じはなくなっていた。

バックで突いていると、Aちゃんのケータイが鳴り出す。

今までケータイが鳴ったところなんて見たことがなかった。

バックのまま射精し、横になると

Aちゃんはケータイを持ってトイレに入った。

なんというか事務的だった。

戻ってきたAちゃんに「男?」と聞くと、

Aちゃんは髪を弄りながら恥ずかしそうに言う。

「好きな人が出来た」

詳しく話を聞いていると、Aちゃんは嬉しそうに

その人の良いところを話し出す。

すでにセックスもしており、付き合っているらしい。

俺は完全に引いてしまった。

「セックスだけなら続けてもいいよ」

その言葉に女の恐ろしさを感じた。

それを境に俺はAちゃんを抱かなくなった。

このパターンだとどちらかが仕事を辞めるだろう。

しかし、二人とも辞めずに仕事を続けた。

1年はまともに口を聞かなかったが、

時間が経つとお互いに気まずさは抜け、普通に会話した。

働いているときも、Aちゃんが乱れている姿を思い出し、

仕事中でも股間がエレクトすることもあった。

その後、俺はそこで正社員になった。

若いバイトのコが入ってきて、告白したがフラれた。

そいつも辞めないどころか、自分がモテたと思って

自信がついたのか、女らしくなっていった。

2年前、俺は転勤することになった。

Aちゃんは送別会でもプレゼントくれたり、

普通の同僚としての関係になっていた。

引っ越しの日、Aちゃんからメールが来た。

『身体に気を付けて頑張ってね』

転勤するちょっと前に、俺にちゃんとした彼女も出来て

同僚を通してAちゃんにも伝わっていた。

Aちゃんが「彼女何歳?」と聞いてきたので、

答えると「ふーん」と言って去っていった。

女ってわかんねえ。



  
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